産後2週間が経過したころ、お義母さんが我が家に来て下さった時の話。
初日の夕食を作ってくれた時の一言
ほんだしが悪い訳では無いのですが何となく気まずい思いをしたことがあります。
と、いうか、
よく考えたら35年間だしを取った事が一度もありませんでした。
母も決して料理が得意な方では無かったし、教えてもらったこともない(後悔!)
母の煮物や、味噌汁の味も記憶に無いので、何のだしを使っていたかも判りません。
正直だしを取る事を気にして生きてきませんでした。
今は、余裕のある週末だけはだしを取るようにしています(平日はほんだしです)
この記事は
- だしを取ることがむずかしいと思っている人
- だしを取ることがめんどくさいと思う人
そんな人に是非読んでもらいたい記事です。
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だしを取るメリット
だしは和食の基本の2大料理と言える煮物・味噌汁に使う事が出来ます。
だしを取り、そのだしを使って料理を作る
これだけで和食のレベルアップに繋がります。
更に料理に旨味が加わるため、塩分が抑える事が出来るのも嬉しいです。
だしは離乳食にも使える
初めてだしを取ったきっかけが離乳食という方も多いと思います。
私も離乳食が中期になった頃にはすっかりだしの魅力にハマっていました。
だしを使う事で旨味が出るので自然と塩分を抑えることが出来るので、調味料としてもだしは赤ちゃんの離乳食に最適です。
その他にも、離乳食はスプーンですくって食べやすい様に自然と水分量が多めになります。
片栗粉を水で薄めてとろみを付けることが多いと思いますが、水の代わりにだしを使うのもおすすめです。
だしの種類は4種類
うまみ成分 | 相性の良い食材 | |
昆布 | グルタミン酸 | あさり、しじみ、豆腐、カニ、エビ 等 |
鰹節 | イノシン酸 | ほうれん草、大根、じゃがいも、玉ねぎ 等 |
煮干し | イノシン酸 | 野菜(とくに大根、にんじん、ごぼうなどの根菜) |
椎茸 | グアミル酸 | 野菜、豆腐、こんにゃく 等 |
上記のだしには『4大うまみ成分』が含まれています。
我が家では、昆布、椎茸=煮物。鰹節、煮干し=味噌汁に使用しています。
おすすめは合わせだし
少し手間はかかりますが、2種類を合わせただしを使うと旨味成分の相乗効果が生まれます。
おすすめは、
①【昆布+鰹節】
=あっさりとしていて煮物にも何にでも合う万能だし
②【昆布+煮干し】
=しっかりとコクがあるので麺類のスープにも使える万能だし
簡単にできるこの2種類です。
単体で取るだしよりも味に深みが生まれておいしくなります。
おすすめは②の【昆布+煮干し】です。
色は透き通り薄くなりますが、しっかりとした味が出るのでラーメンのスープに使用すると美味しいですよ♪
だしの取り方
昆布+鰹節
材料
- 水 1㍑
- 昆布 10㎝くらい 適当
- 鰹節 ひとつかみ 適当
1.水に昆布を浸します(出来れば一晩、最短で30分でOK)弱火にかけて、沸騰直前で昆布を取り出します。
2.強火に切り替え沸騰したら鰹節を投入、再沸騰したら火を止めて放置。
3.鰹節が鍋底に沈んだら取り除いて出来上がりです。
昆布+煮干し
材料
- 水 1㍑
- 昆布 10㎝くらい 適当
- 煮干し 適当 今回は大きめだったので5、6本使用
1.水に昆布と煮干しを浸します。弱火にかけて、沸騰直前で昆布を取り出します。煮干しはそのままで弱火にして10分程煮ます。
2.煮干しを取り除いて完成です。
以前は、ティファールの小鍋(内側が黒い色の鍋)で味噌汁や煮物を作っていました。
それだとだしの色味を確認しにくいのが不満でした。
そこで、だしの色味をちゃんと確認出来るように雪平鍋を購入しました。
雪平鍋のおかげで、きちんとだしの色味が確認出来る様になりました。
だしの保存方法
我が家では、だしを1ℓ作ったら500mlをその日の夕食にお味噌汁に使います。
残りの半分はガラス瓶の容器に移して冷蔵庫で保存しています。
そして翌々日までに全部を使い切ります。
長期保存したい場合は息子の離乳食保存容器に移し替えて冷凍保存します。
まとめ
- 主婦としてレベルアップした気分になる
- 実際に料理に深みが生まれる
- あわせだしなら更に美味しくなる
- 作り置き保存で、煮物やお吸い物等にも活用できる
- 子供にだしの味を覚えてもらえる
- お義母さんに聞かれても我が家の出汁の種類を言えるようになる
私は、だしを取り料理を作ることで素材の味を活かした料理を覚えました。
金曜日の夜にだしを作っておけば、土日に美味しいお味噌汁付きの朝ごはんを作ることができます。
ひと手間かけると食卓はもっと美味しく明るくなりますよ♪
私の出汁の価値観を変えてくれた1冊、みそソムリエの勉強もしています!
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