まさか、子どもが2歳になるまで保育園の内定をもらえないとは思いませんでした。
第10希望まで申請を出した保育園に全滅し、育休後に退職をしてフリーランスに。
毎日子どもを見ながらの在宅ワークに限界を感じて自力で見つけた託児所付きシェアオフィスに入園して4ヶ月。
ある日突然、認可保育園の内定の連絡が来ました…!!
散々悩んだ結果、10月から認可保育園に転園することに決めました。
この記事は、保育園の内定はある日突然やってくること、今後、内定が増える可能性がある?!と言うことを伝えたくて書きました。
- なぜ保育園の内定が突然もらえたのか?
- 『無償化による内定決定』とはどういうこと?
- 私が認可園に転園を決めた5つの理由とは?
認可外保育園から→認可園に転園を考えている方、現在待機児童で保育園の内定を待っている方に読んでもらいたい記事です。
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出産から2年半!認可保育園から突然内定の連絡が来た!
息子は3月生まれで、『保育園に入れるのは難しいと思うよ』と周りのママから散々言われていました。
実際、その通りでした。
3月生まれの息子に初めて保育園の内定が出たのは、息子が2歳半になってからでした。
散々『保育園に入るのは難しいから覚悟しておいた方が良い』と言われていたものの、まさか2歳半になるまで保育園が決まらないなんて夢にも思いませんでした。
『努力して子どもを預けられる施設を真剣に探さなければ保育園には入れないよ!』と妊娠中の私に強く教えてあげたい気分です。
私は育休を2年間MAX消化して、結果的に保育園に子どもを預けることができない理由で退職をしてフリーランスになりました。
フリーランスになってからは自宅で仕事をしていたのですが、子育てをしながらの在宅ワークが限界で託児所付きシェアオフィスを借りていました。
託児所付きシェアオフィスは、企業主導型保育事業で認可外保育園に該当します。
詳しくは、>>【保育園落ちてワンオペ限界】の私を救った『託児所付きシェアオフィス』とは?どうぞ
親子で通い始めた託児所付きシェアオフィスにようやく慣れ始めた頃に、ある日突然区役所から連絡が来ました…
内定が決まった保育園は第7希望に記入した認可保育園でした。申請前に見学に行ったことがある園だったので、施設のイメージや雰囲気はすぐに思い出すことができました。
申請書に記入した保育園10つの保育園は全て見学に行っておいてよかったと思いました。
保育園の申請は1年間有効です。風の噂で聞いていた『保育園に空きが出るとある日突然連絡が来る説』は本当でした。
- 入園希望申請書に記入する保育園は全部見学に行くべし
- ある日突然内定の連絡が来るが、決断は早急に迫られる
- 空きが出たタイミングで連絡が来る。は本当である
認可園内定の理由は『幼児教育無償化対策で保育士を1名増やすから』
そもそも4月に保育園に落ちてから全く連絡が来ないまま過ごしていたので9月に突然連絡がきたことに驚きました。
何故いきなり?このタイミングで?と疑問が生じたので役所に確認をしたところ
との驚くべき回答が。
幼児教育の無償化については、下記のような懸念があります。
職員不足による保育所の閉園が各地で起きるなど、保育士数は需要に追いついていない。無償化で子どもを預けようとする人が増えれば、必要な職員も増え、人材の確保に一層苦しむ施設が増えると予想される。
引用:東京新聞
保育士の設置が足りない→そのために人員を増やす。私が内定をもらった保育園はまさにその対策を行っていたのです。
私たち親子は幼児教育無償化によって、認可保育園の内定をもらうことができました。
私たち夫婦はフルタイム共働き、両親は共に母親が他界しており、実家も離れています。ランクはAの上位ランクに属していました。
4月に私が退職をして、フリーランス(個人事業主)になりランクは下がりましたが、今回内定の連絡をもらうことができました。
今現在待機児童の方は、今後、申請中の保育園が無償化対策の受け入れ案として保育士さんを増やし子どもの受け入れ人数が増えて=内定通知をもらうことができるかもしれません。
幼児教育無償化については色々な問題があると思いますが、結果的に長年保育園に入れず苦労しているママパパが、保育園の内定をもらえたらいいですね!
託児所付きシェアオフィスから認可保育園へ転園した5つの理由
とはいえ、やっと慣れてきた認可外保育園の生活から一変して認可園に転園することはとても不安でした。
特に今通う認可外保育園は、企業主導型保育園のためサービスが充実しすぎているからです。
それでも認可保育園に転園を決めたのは、5つの理由があります。
- 費用負担が10分の1に
- 送迎時間が半分以下に
- 優先児童枠(3歳以降の受け入れ先の確保)
- 標準保育時間の拡大
- 運動会や遠足等のイベント
費用負担が10分の1に
認可園に転園を決めた1番の理由は、保育料含めた費用負担が10分の1になることです。
現在の託児所付きシェアオフィスは、保育料と別に給食代やオフィスの利用料がかかります。
プラス車で通っていることもあり、ガソリン代や駐車場代を考えると月に10万円以上の出費になっていました。
3月生まれで2歳の息子は、来年の3月まで通常の保育料がかかりますがそれでも費用は10分の1程度になります。
4月以降は3歳になるので、無償化により保育料が完全なくなります。
送迎時間が半分以下に
現在の保育園はオフィスが併設されているので実質送り迎えの時間はかかりませんが、自宅から保育園までが片道1時間ほどかかります。
特に帰り道はどのルートもひどい渋滞で2時間強かかることも。正直、長時間の移動はとても苦痛でした。
移動時間も有効に活用したいので、Amazonオーディブルを使って音声コンテンツで読書をしたり、YouTubeを聞き流したりして活用していましたが、時間のロスを解消したい!と思っていました。
新しく入園が決まった認可保育園までは、自宅から車で5〜6分ほどなので、移動時間もかなり短縮されます。
今後は、電気自転車を購入して通園するか検討中です。
優先児童枠(3歳以降の受け入れ先の確保)
今回内定をもらった認可園は、小規模の保育園で保育期間が『〜2歳児まで』と決まっているのですが、3歳以降の連携保育園が整っており、『入園=3歳児以降の優先自動枠が確保できます!』と強く言われました。
今通っている託児所付きシェアオフィスも、フルタイム保育は〜2歳児までという決まりがあり、どっちにしても来年の4月から通える保育園を探さないといけない状態でした。
このまま今の保育園に通い続けるのであれば、来年の4月から入園できる保育園を探すための保活が待っている状態…
2年半も保活を続けてきた私にとっては、もう保活はいやだ!という強い気持ちもあって、優先枠を確保するためにも転園を決意しました。
標準保育時間の拡大
認可外保育園の標準保育時間は、月曜から金曜が7:30〜19:00・土曜日は7:30〜18:45です。
面談の際に自宅で仕事をしていることを伝えましたが、『18時までにお迎えに来れば問題ない』とお言葉をいただいたので保育時間も今の17時より長くなることに。
仕事の時間をきちんと確保するために、標準の預かり時間が長くなったところもありがたいポイントです。
認可外保育園でも標準保育時間が認可園と同様の施設もあります
運動会や遠足等のイベント
認可外保育園でも、親子遠足やお泊まり保育等の年間行事を行っている保育園はありますが、私が現在通う保育園では運動会や遠足のイベントがなくて少し寂しい気持ちがありました。
年間行事が多くあった方が親子共に楽しいと思っていたので、認可園保育園に転園してから色んなイベントに参加するのが楽しみです!
認可外保育園でも年間行事が多い園もあります
出産から2年半!無償化で認可保育園に内定!認可外保育園から認可保育園に転園を決めました!まとめ
保育園に入園することは、私が想像していたよりも何十倍も難しくハードルが高いものでした。
何回も言いますが、2歳半になるまで保育園の内定がもらえないなんて思いませんでした。
私はこの長い保活を経験して、自分の希望するタイミングで希望園に入れることは奇跡に近いことだと思っています。
そして最寄りの希望園に全滅した場合は、多少の費用と時間をかけないと、子どもを保育園に通わせることが出来ないこともわかりました。
今後、無償化対策による保育士さんの増員で、私のような事例が増える可能性があります。
ある日突然希望する保育園から内定の連絡が来たときは、冷静かつ、長期的に考えて親子共に幸せになれる方向を選びましょう。
転園して、認可外と認可園の違いがハッキリとわかったらまた記事にまとめようと思います!