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という台詞が広まり『保育園落ちる=最悪』というイメージを持っている方がほとんどですよね。
しかし中には、本音を言うと保育園に落ちて育休を延長したい。という方もいるはずです。
ぶっちゃけ、意図的に保育園を延長することは出来るのでしょうか?
この記事は
- 確実に育休を延長する方法は存在するのか
- 保育園に落ちる基準や条件について
知りたい方のために書かれた記事です。
育休を意図的に延長できるのか?悩んでいる方は最後まで読んでください。
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確実に保育園に落ちて育休を延長する方法はない!
結論から言うと確実に保育園に落ちる方法はありません。
しかし、保育園に落ちる確率を上げるために意図的に工夫して申請する人も実際にはいます。
まずは、基本的な『育休延長のための必要書類や基準等』について説明します。
育休延長のためには不承認通知希望が必要
育休を延長するためには
子供の誕生日の前日(2019年1月2日生まれなら2020年1月1日)に、保育園に入れず待機児童となっていることの証明が必要になります。
この証明書を『不承認通知』と呼びます。
育休を延長したいから、不承認通知が欲しいと思う方もいると思いますが、不承認通知を貰う為には、
保育園に入園申請をした結果→保育園に落ちて→不承認通知を受け取る以外に方法はありません。
保育園の入園申請をしないと、不承認通知をもらう権利もありません。
まずは保育園の入園申請書について
- 配布日(いつから配布されるのか)
- 受け取り方(どんな方法で受け取れるのか)
- 提出期限(必着期限)
- 必要書類の種類(どんな書類を提出しないといけないのか)
- 提出必要書類(事前に準備しておくものはないか)
を役所に確認しておきましょう。
安易に『育休を延長したい』からという理由で保育園の申請を提出しないという判断は、本当に復職したくなったときには子供の預け先が無いことになるので注意が必要です!
役所から保育園の入園申請書に関する連絡は一切来ません!
注意して欲しいのは、自分から保育園の情報を集めないと、役所からの連絡は一切来ないということです。
保育園の入園申請書には『復職後、確実に通うことが出来る園』を記入する必要があります。
保育園の見学は随時行っています。通える範囲の保育園の見学は済ませておきましょう。
保育園入園申請提出の時期を確認したら逆算してスケジュールを立てましょう。
必要書類を揃えて、必要書類を取りに行き、提出時期を区役所で確認し、期限までに提出をしないといけません。
市によって提出期限が異なりますので、提出期限を過ぎてしまわないように注意が必要です。
保育園に落ちる年収の条件は?
世帯年収によって保育園の合否に関係があるという噂がありますが、実際には年収が直接的に保育園の合否に関係する事はありません。
保育園の優先順位を計算する項目ごとに全て数値化(点数化)されており、その項目には世帯年収は入っていません。
保育園に落ちる基準は?
上記に挙げた通り、保育園の優先準備は全て数値化されており、その優先度が低い人ほど保育園には入園しにくいという事になります。
- 居宅外労働時間
- 居宅内労働時間
- 産前産後
- 病気・怪我
- 障害
- 親族の介護
- 災害の復旧への従事
- 通学
- 求職中
- ひとり親世帯
- 市外労働
- その他(児童福祉の観点から保育の必要性と緊急性が高いと判断した場合)
上記の項目に対して該当するランクと点数で優先度が決まります。
保育の必要性が高いと言われているAランク(両親共にフルタイム正社員&祖父母が同居ではない)私は、兄弟加点等がなかった為に2年半保育園に入ることができませんでした。
保育園に落ちた理由は調べることは出来るのか?
「保育園に落ちた理由」を確認することは役所に行っても出来ませんが、自分の現在のランクを確認する事は出来ます。
さらに自分のランクであれば、どの保育園に入りやすいかをアドバイスしてくれる担当者が居る場合もあります。
不承認通知が届いてしまったら、すぐに区役所に連絡をして、新設する園の情報や二次募集、三次募集の保育園を調べましょう。
確実に保育園に落ちる方法はあるのか?
初めにもお伝えしたように、確実に保育園に落ちる方法はありません。
しかしなかには、保育園に落ちて育休を延長したいがために入園希望園を倍率の高い保育園を1つだけ記載して提出する人もいます。
激選区では1つの保育園に対しての倍率が高くなります。
1つだけ希望園を書くということは”本当に入園したい人が入園できる確率を下げる”ことになります。
保育園の内定を取り下げた場合
不承認通知が欲しかった(保育園に落ちたかった)のに、入園が内定して入園通知が届いた場合には、その後内定を辞退しても不承認通知は発行されません。
そして、内定を辞退すると1年以上の育児給付金の延長をする事が出来ません。
当たり前ですが、子どもが保育園に入園する=母親も職場復帰することです。
どうしても育休を延長したいという理由がある場合は、会社に事情を説明して無給で休みを延長をする相談をしてみましょう。
本当は保育園に落ちたかったのに「受かってしまった!」と焦って内定を辞退することは避けましょう。
判断を間違えると子どもにも会社にも迷惑が掛かります。育休を取得させてくれた会社に迷惑を掛けないように気をつけてください。
『確実に育休延長する方法』はある?保育園に落ちる基準や条件/年収は関係する?まとめ
- 確実に保育園に落ちる方法は無い
- 意図的な内定辞退は避けるべき
- 自分の権利だけを主張しない
- 会社に迷惑を掛けてはいけない
- 何よりも子供にとって最善を考える
育休を早く終えて直ぐにでも保育園に入れたいママもいれば、このまま育休を延長したいママもいると思いますが、待機児童は解消されずに増え続けています。
自分の都合や希望だけで判断してしまうと、のちのち子供の預け先に必ず困ります。
子どもと離れるのは寂しいですが、保育園の合格通知が届いたら気持ちを切り替えて復職に向け準備を進めましょう!