ライフスタイル

2人の母を見送った私が『余命宣告を受けた家族を支えるあなたに伝えたいこと』

その連絡はある日突然訪れます。

去年の10月に掛かってきた、1本の電話。笑いながらお義母さんが話してくれました

『あのね、がんね。転移してて余命あと1年って言われちゃった』

一瞬、時が止まりました。

『参ったさぁ、ちびちゃんのためにも頑張るわぁー』

元気のないお母さんの声を聴いてあのゾワっとした気持ちを思い出しました。

目の前が真っ暗になって、次に襲ってくるとてつもない喪失感。

ああそうだ。母の時もこんな感じだった。

1度体験したことは簡単には忘れません、記憶が体に染みついていました。

そこから始まったお義母さんの闘病生活。

先週末、お義父さんからの連絡を受けて私たちは直ぐに北海道へ向かいました。

私たちを待っていてくれたかの様に到着して直ぐにお義母さんは旅立ちました。

お義母さんは北海道、私は横浜。

遠く離れて暮らしながら毎日『私に出来ることは何があるだろう』と考えて生活してきたこの10ヶ月間、母を支えた時を思い出して意識して実行してきたこと。

伝えたいことをブログに書いてみたいと思います。

この記事は、

  • 大切なご家族が闘病中で一緒に戦っている方
  • 闘病中のご家族に何をしてあげられるか模索中の方

に読んでもらいたい記事です。

出来ることは沢山ある、でも何をどれだけやっても絶対に後悔する

出来ることは沢山ある、でも何をどれだけやっても絶対に後悔する

どれだけやっても『ああしてあげれば良かった』『もっとこうすれば良かった』と必ず後悔する

それでも沢山考えて出来ることを精一杯やってあげて欲しい

その時が来たら『誰でも必ず後悔する』という言葉を逃げ道に

私が母の介護生活で1日中付きっきりで生活していた頃、デイケアに来てくれていた看護師さんに言われた言葉です。

その言葉を思い出し、主人にも伝えました。

夫婦になって、結婚式や、家の購入、子育て等の『前向きな計画』についての話し合いは沢山してきました。

けれども『悲しいこと』について、真剣に話し合いが出来たのはこの時が初めてだったかもしれません。

最終的に『どれだけやっても後悔すると思う。だけどお義母さんのために少しでも出来ることがあれば精一杯やっていこう』と2人で決めました。

出来ることは沢山ある、でも何をどれだけやっても絶対に後悔する

それでも沢山考えて出来ることを精一杯やってあげることが大切

 

簡単に繋がれる環境を整えてあげよう

お義母さんの一番の元気の源は『初孫』でした。

私の主人は三人兄弟の次男。結婚しているのは主人だけなので、息子はご両親にとって念願の初孫になりました。

出産して2週間ほど経ったときに北海道からお義母さんがヘルプしに来てくれました。

毎日主人の帰宅は21時過ぎ。新生児を1人で育児することが本当に不安だった私にとって、お義母さんが来てくれたことは本当に嬉しく頼もしかったことを覚えています。

お義母さんも息子と過ごす日々がとても幸せそうでした。

その時にLINEを覚えてもらい、北海道に帰ってからも毎日の写真送付は欠かすことはなく、タイミングが合う時はテレビ電話も良くしました。

インターネットの環境さえ有れば写真やテレビ電話をすることが簡単に出来ます。

頑固なお義母さんはガラケーからスマホに変えることをしなかったので、使ってないiPadを送り、ネット環境を整えてLINEで通話することを覚えてもらいました。

メッセージの返信することが困難な状況になってもテレビ電話の通話であればタップだけで簡単に繋がることが出来ます。

お義母さんが弱音を吐きたい時は、こっそりと私にLINEでメッセージを送ってくれました。

テレビ電話は元気を出してもらいたい時に息子と主人の顔を見てもらう為に使いました。

今思えば、最後にお義母さんと会話が出来たのはLINEのテレビ電話でした。

10年前なら考えられない時代になりましたね。

電話、メール、動画、テレビ電話、簡単に出来る時代です。するか、しないかを選ぶことが出来ます。

『選べる状況』は余裕がある状況です。余裕がある状態のときは、誰かの為に行動に移して欲しいと思います。

高い年代の方は新しいことを取り入れるのに時間がかかります。めんどくさいと思われてしまいます。

そのハードルを取っ払うことさえしてしまえば、案外すんなりと受け入れてもらうことが出来ますよ。

 

贈りたい時に花を贈ろう

母の日、誕生日、お義父さんとの結婚記念日。

嫁の私からお義母さんにお花を贈ることが出来る記念日は意外とあります。

私は自分の為にお花を買うことはありません。

これから先、自分の為に花を買うことはいつでも何回でも出来るからです。

いつの頃からか自分の為に花を買うよりも、誰かのためにお花を贈って喜んで貰った方が自分の幸せを感じることが出来るようになりました。

自然と考えが変わるまではこのままでいようと思います。

最初は生花を贈っていましたが、入院生活が長くなると『生花は直ぐに枯れてしまう』と悲しそうに言っていた自分の母親を思い出して、ブリザーブドフラワーを贈りました。

花屋さんが沢山ある意味を知っていますか?『贈りたい時に花を贈れるようにするため』です。

記念日にお花を贈ることを最近忘れていませんか?

忘れないでください。選択出来る時=余裕がある状態です。

贈りたい時に、ご家族に花を贈りましょう。

 

美味しいと思ってもらえる物を食べてもらおう

健康食品に限らず、とにかくお義母さんが好きそうな食品を見つけては通販で購入して贈りました。

お義母さんはこだわりが強くて甘い物を探すのもなかなか大変でしたが、マヌカハニーは紅茶に溶かして飲んでくれました。

私名義で購入しても必ず主人の名前で送付をして主人から『俺が買ったんだからちゃんと使えよ~』と言って貰いました。

嫁の私から伝えるよりも息子から言われた方が絶対に嬉しいと思ったからです。

私も一応息子を持つママなので効果はその方が高いと今でも思っています。

『食べる』ことが困難であっても『味わう』ことは生きる力になります。

『美味しい』と思ってもらえる物を探してご家族にプレゼントしてみてくださいね。

美味しいと思ってもらえる物を食べてもらおう

 

出来る限り逢いに行こう

地方出身の主人と結婚するメリット・デメリットでも記載しましたが、

逢いたい時を選んで逢いに行くのを辞めて『逢いに行ける時に逢いに行く』ことを徹底しました。結果的に、この10か月でお義母さんに3回逢いに行きました。

もっと逢いに行けた。と今では後悔しています。

北海道に行った時は、お義母さんが望む限り、体調を考慮してもらいながら面会時間をフルに使って主人と息子と過ごしてもらいました。

家族と過ごす時間は、最高の治療になることは間違いありません。

逢って、触れて、話しかけて、笑顔を見せるだけで幸せな気持ちまでも共有することが出来ます。

逢いに行けるときに、家族全員で家族に会いに行きましょう。

 

さいごに

主人と結婚したことで、私には2人目のおかあさんが出来ました。

息子を産んだ時、自分が母親になって気が付いたおかあさんの懐の広さ、存在の大きさ。偉大さ。

私もいつかあんな風に寛大な心を持った優しいお母さんになりたい。

目標となる人を2人が居なくなってしまった悲しさ、寂しさを胸に閉まって前向きに生きていきます。

おかあさんと呼べる人が居なくなってしまったから、私自身が強いお母さんになりたい。

近くに居る人を大切に。優しさを忘れずに家族と共に頑張ります。

『思い出ケータイ』から学ぶ~記憶の復旧方法~おもいでケータイって知ってますか? https://youtu.be/6N6FKFqDnLo おもいでケータイau公式HP ...
わんこず
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